第8回【イチイのSDGs】高齢者を孤立させず見守りのある住まい
(前回よりつづく)
第7回【イチイのSDGs】入居が難しい高齢者、外国人などを支援
国の「分散型サ高住」に準拠、地域の空き室を高齢者住宅に再生
イチイが取り組んでいるSDGsの具体的な活動についてご報告します。
まず私たちが手がける「コミュニティ型シニアハウス」は〝地域の交流〟を重視したアクティブシニア対象の高齢者向け賃貸住宅です。
当社が設置する「地域センター」を見守りサービスの供給拠点とし、その周辺に点在(分散)している複数の空き室を見守り付き高齢者住宅として再生します(高齢者を孤立させないまちづくり)。
こうしたスキームは国が定める「分散型のサービス付き高齢者向け住宅(分散型サ高住)制度」に準拠したものです。
プラスライフ地域センターは地域住民のよりどころ
この当社の「プラスライフ地域センター」は、地元の住民が交流できるコミュニティスペースとして18年4月に「鷺宮地域センター」(中野区)、19年5月に「田無地域センター」(西東京市)をそれぞれ開設しました。
プラスライフ地域センターは、地域の皆さまの交流や情報収集の場として利用いただいています。
たとえばシニア住宅プロデューサーの佐藤順一郎氏を講師に迎え、老後の住まいなどシニアの暮らしに役立つセミナー(受講無料)も定期的に開催してきました。
■過去のセミナー内容
・知らないとあとあと苦労する介護保険の話
・お金のかからない老後の暮らし方
・幸せな老後のためのおひとり様の暮らし術
私たちは高齢者をはじめ住まいの確保にお困りの方々が、安心して心豊かに暮らせるまちづくりに取り組んでまいります。
<つづく>