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コラム

不動産ESGリポート

第7回【イチイのSDGs】入居が難しい高齢者、外国人などを支援

イチイのSDGs

SDGsの目標の一つ「住み続けられるまちづくり」に取り組む

近年「SDGs(エスディージーズ、持続可能な開発目標の意)」を企業活動に導入する動きが活発になってきました。今回はイチイグループの取り組みについて報告します。

■SDGsとは
SDGsとは持続可能で多様性のあるより良い社会の実現をめざすという国際的な目標で、国連サミットで採択されたものです。2030年を期限とする17項目の目標や169項目の達成基準などが定められています。

そして「住まいとSDGs」という視点で見たとき、不動産賃貸業界が取り組むべきなのはSDGsの目標17項目のうち、「No.11住み続けられるまちづくりを」と「No.17パートナーシップで目標を達成しよう」の2つであると私たちは考えています。

■住まいにプラスライフ 多様性と多文化が共存できる社会づくりへ

高齢者などが安心して暮せる住まいを

もっとも、イチイグループでは42年前の創業当時から、「誰もが住み続けられる住まいづくり」を経営理念としてまいりました。
今回のSDGsによって、この理念が社会全体の明確な目標になったと思います。

なかでもSDGsの「No.11住み続けられるまちづくり」は、「誰もが参加できる形で持続可能なまちづくりを計画し実行できる能力を高めること」と定義されています。
その根底にあるのは人々を差別しない、区別しないという考え方です。

イチイグループでは創業以来、賃貸住宅市場でマイノリティとされ、入居が難しかったペット愛好家や外国人、高齢者などの方々と向き合ってまいりました。

そして、これから高齢化がますます進む日本社会では、高齢者の住まいの確保や地域での見守りなどが一段と重要になってくると考えています。

では、次回は私たちが取り組んでいる具体的な活動について報告します。

<つづく>

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