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まち居住通信(2000年12月号)に掲載

2000年 まち居住通信

外国人と暮らすジャフハウスの試み

2000年12月号「まち居住通信」にて、老朽アパートからシェアハウス(ゲストハウス)をテーマにして、弊社代表 荻野の記事が掲載されました。

老朽アパートが超人気商品に生まれ変わる

古いアパートをリニューアルし、外国人が住めるアパートを提供しようと、イチイグループ(株)ジャフプラザが企画したシェアハウス「J&Fハウス」。営業不振に陥っていた物件が、外国人向けの滞在型住宅としてリニューアルした後、人気商品に生まれ変わりました。

入居者は国籍も職業も多彩

予想外だったのは、日本人の入居者が、若い世代の特に20代後半が多かったことです。その理由は、外国人と日常的に接しながら英語を学びたいということで、この物件の反響は6、7割が日本人でした。「J&Fハウス」には外国人と日本人がほぼ半数ずつ入居しています。

外国人の入居者は、アメリカ人の大道芸人やホームページのデザインをしているウクライナ人など多彩です。一方、新宿のシェアハウスは家賃が少し高いこともあり、英語の先生などビジネス中心の人が多い。学生は少なく、年齢的には20代~40代の仕事を持っている外国人が中心です。

入居者同士の触れあいが大切

賃貸住宅を提供する側は、設備を専用化し、きれいな設備でオートロックがあり、床はフローリングといった物件こそがユーザーに求められていると考えてきました。しかし、プライバシーを守ると入居者同士の助け合いや挨拶をする必要性もなくなってしまいます。

今の若い世代の中にも、お互いにふれあえる場所を求めている人がいるのではないか、日本人にも異なるニーズがいろいろあるという事に改めて気づく事例でした。

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