Lives in Japan「ニッポンに生きる」に掲載(2011年)
ニッポンに生きる(現代人分社)に掲載
「ニッポンに生きる」(現代人分社)の第2章 隣の日本人「コミュニティーづくりの中心に」にて掲載されました。
「何でも見てやろう」(小田実 著)がロングセラーとなった旅行記に誘われ、荻野政男(弊社代表)も大学生のとき、欧米を旅行した。だが英国で部屋を借りようとして、不動産業者から「アジア人は汚く使うのでは」と拒否。「これが差別なんだ。日本にいる外国人も困ってるんじゃないか」。
東京に戻り1980年、主に外国人に賃貸住宅を紹介するイチイ産業(現イチイ)を設立した。」当たり前のように「外国人、ペットお断り」と言われた時代。最初はトラブルばかりだった。大学に招かれた研究者さえ、外国人といだけで入居拒否にあった。(一部引用)
家主を一人ずつ説得
荻野は、「言葉が分からない」「何かあったら対応できない」などと尻込みする家主を一人ずつ説得し、経営家主に負担を掛けないように、仲介だけでなく管理も自社で請け負う物件を増やした経験を持ちます。
そこで「礼金や更新料って何に使われるの?」「なぜ保証人が必要?」など、家を探す外国人の側からも不満は相次ぎました。実際、荻野自信は日本の慣行は不透明だと感じていました。
外国人入居者のすすめ
弊社は成長を続け首都圏を中心に8千戸以上の管理物件を抱え、ソウルや上海にも営業所を構えました。荻野は外国人の入居を勧めるセミナーや講演を行い、外国人のための「部屋探しのガイドブック」や多言語でガイドするDVDを制作しています。