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企業家倶楽部に掲載(2010年6月号)

ゲストハウスが若者に人気

敷金・礼金がゼロ、保証人も必要なし。短期利用も可能で手数料や更新料も不要。個室には家具ベットなどが揃い、共有スペースにはリビングやキッチンなどが揃っている、イチイグループ(株)ジャフプラザのゲストハウス(シェアハウス)が掲載されました。

ゲストハウスのが今、若者の間で人気を呼んでいる。特に東京を中心に首都圏で倍増中だ。東京・神奈川・千葉・埼玉の一都三県では、ベット総数(居住できる人数)が2004年の1922床から、05年が2893床、06年が4795床、07年が6897床と急速に増え続け、09年末で約1万人が利用する規模に拡大している(引用:「シェア住宅白書」より)

入居者の気軽さと料金の安さ、そして他の居住者とコミュニケーションができること。この3つの魅力が、現代の若者の心を捉えているからです。東京や大阪などでゲストハウスを展開するジャフプラザの荻野政男代表は分析します。

ゲストハウスは、他人同士が個室はあれども1つ屋根の下に住むスタイルである。入居者の中には、誕生日やクリスマスにパーティを開いたり、フットサルチームなどを組む者もいる。ジャフプラザが展開するゲストハウスでは、日本人と外国人の入居率を半々にし、国際交流を楽しめる雰囲気作りに力を入れている。「こうした環境は、一人暮らしやマンスリーマンションで手にすることは難しい。ゲストハウスの最大の魅力は、他の居住者たちと気軽にコミュニケーションできることだ」と、荻野氏は指摘する。

ゲストハウスは、他の居住者に対する気配りやマナーも必要になる。ただ手軽で便利で経済的でコミュニケーションもできる居住環境はなかなかない。若者が都会で住むための選択肢として、今後もゲストハウスの利用は増えていくのではないだろうか。(記事より一部抜粋)

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