第3回「本場の生の英語学びたい!」渡米を控えた若者が入居

米国の大道芸人、ウクライナのデザイナーなど多彩な入居者
(前回よりつづく)
J&F(ジャフ)ハウスにはどのような入居者が暮しているのかご紹介します。
ある日、アメリカに渡ってスキューバダイビング指導員の資格取得を夢見ているという日本人の若者が入居してきました。
彼にとって英語のマスターは必須です。
しかし、渡航費用を稼ぐために働いていて、これ以上学校に行く時間も費用もさくことができない。
そのため、日本で生活しながら本場の生の英語が学べて、しかも文化の異なる海外での生活の予行演習にもなるJ&Fハウスは、願ってもない環境だったのです。
スローライフの海外から帰国
「厳格な日本で暮せるかしら?」
また、長年にわたって海外でのんびりとスローライフを満喫し、帰国したばかりという日本人女性もいました。
「時間に厳格で目まぐるしい日本の社会ですから、いきなり戻るのは不安があります」
そんな彼女は、英語が使えて海外にまだいるような雰囲気のJ&Fハウスにしばらく滞在したいとのことでした。
一方、外国籍のご入居者は国籍も職業も年齢もまったく異なっていて、本当にさまざまな人たちが入居しています。
一例を挙げると、アメリカ人の大道芸人、ウクライナ人のウェブデザイナー、中国人の料理人、フィリピン人の商社マンといった多彩な人たちが一つのハウス内で生活しているのです。
<つづく>