〈前編〉第1回 行政が法に基づき認定する「サービス付き高齢者向け住宅」

写真:サ高住のグランドマストシリーズ
入居者の安否確認と生活相談が義務づけられる
高齢者の新しい住まいとして今、「サービス付き高齢者向け住宅」(通称:サ高住)が注目されています。
高齢の単身・夫婦世帯が安心して居住できる賃貸住宅として、行政が法律(高齢者住まい法)に基づき認定しているのが「サ高住」です。
本コラムではサ高住を深く掘り下げ、問題点をはじめ本当の実態についてレポートいたします。
サ高住とは、いわば「高齢者向けの賃貸マンション」です。
必須のサービスとして入居者の安否確認(1日1回)と生活相談が法律で義務づけられていますが、原則として24時間体制での医療・介護サービスはありません。
安否確認と生活相談以外のサービスはオプションとして追加契約が必要ですが、どのようなサービスが用意されているかは住宅によって異なります。
ところで、このサ高住の伸びが衰えを知りません。
次回に詳しく見ていきましょう。
<つづく>