【トラブル 空室/第57話】コロナ対策の家賃支援給付金スタート!

【1分小話】つぶやく「イチイのトラブル請負人」
報道によると、この4~6月は東京の中小企業の景況感が過去最悪の落ち込みだったようです。
大家さん『1階のテナント(レストランバー)の店主から、“売上が落ち込んだまま回復しないので、家賃を下げてもらえませんか”と頼まれました。どうすればいいのかね』
請負人『オーナー様、新型コロナ対策の次なる目玉、国の「家賃支援給付金」が早ければ今月中旬から、申請の受付がスタートします。
自粛要請で売上が激減した中小企業や個人事業主さんのため、事業が継続できるよう家賃の一部(家賃額により2/3又は1/3)を支援する制度です。
中小企業には最大月100万で6ヵ月分(600万円)、個人事業主には最大月50万で6ヵ月分(300万円)が一括で支給されます。
もらえるかどうかは、今年5⽉〜12⽉の売上の減少率次第です。
この8ヵ月間のいずれか1ヵ月の売上が昨年の同じ月と比べて5割以上減ったか、あるいは3ヵ月連続で3割以上(昨年の同時期より)減った場合、対象になります。
テナントの方にぜひ教えて差し上げてください。
テナント事業者がこの給付金を申請するとき、どんな書類が必要なのか、つい3日前に国が発表しました。
次の4種類を用意する必要があるんです』
<次号へつづく>