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大家さん応援コラム

【トラブル・空室/第31話】生きてる時に財産活かす「家族信託」

【1分小話】つぶやく「イチイのトラブル請負人」

一人暮らしの女性のオーナー様(73)から、こんなご相談がありました。

大家さん「物忘れがひどく、不安でたまりません。アパートのことは48歳の長男に任せたいのですが、早く相続について真剣に考えなければ・・・」

請負人「その前にもっと大事なことがあります。相続や遺言というのは亡くなった後のことを決めておく話であって、一番大切なのは生きている間のことです。
万が一にもオーナー様が認知症になり、物事を判断できなくなってしまった場合、アパートを管理することも売却することもできなくなってしまいます。

そこで対応策として、「家族信託」という財産管理の方法をお勧めします。

元気なうちに家族や親戚等に財産を託して〝信託財産〟とすれば、自分のために財産を活用したり、処分してもらうことができるという制度です。
その収益(家賃収入等)は生活費等さまざまなことに使えます。生きているときに自分の財産が役に立つ点が家族信託のメリットですね。

賃貸経営はご長男に任せたいと聞きました。アパートという財産を託する人にはご長男を指定してください。

家族信託の使い勝手が良い点は、この物件は長男に、この預金口座は長女になどと1件ごとに託す人を指定できること。託された人は与えられた権限の範囲内で、賃貸借契約の締結や大規模修繕などが可能になるのです」

このように家族信託では、賃貸事業を引き継ぐ人を生前に(事実上)決めておくことができます。資産承継対策としての効果もあるわけです。オーナー様には、安心して次世代へバトンを渡していただきたいと思います。

〈つづく〉

【トラブル・空室/第31話】生きてる時に財産活かす「家族信託」

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