第1編【トラブル・空室/第20話】洗浄便座等ニーズ高い設備の導入を

【1分小話】つぶやく「イチイのトラブル請負人」
「商品力を上げる正攻法」大家さん応援物語をコラムでお送りします。
古くなった設備の第一歩
私の話を真剣に聞いてくださいました。
大家さん「住宅設備がすっかり古くなった。空き部屋から改修したいが、いったい何からやればいいのやら…」
請負人「空室をリフォームして設備や内装を新しくするときは、入居者に好まれる設備を入れると良いでしょう。まず今回は〝これがないと入居者が決まりづらい〟と言われる、最低限必要なものから導入されてはいかがですか。
たとえば「洗浄機能付き便座」や「TVモニター付きインターホン」が挙げられます。特に洗浄便座は一般家庭への普及率も高くなりましたから、今まで使ってきたものが使えない部屋は敬遠されがちです。
また、女性の場合は「浴室乾燥機」を条件に挙げる方が増えてきましたね。防犯のため、外に洗濯物を干したくないという気持ちからだと思います」
入居者のニーズは時代とともに変化していきます。最近人気があるもの、需要の高い設備についてよく把握し、それを優先的に導入する方がコスト面でも効率的です。
〈つづく〉
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