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メディア

週刊新聞「週刊住宅」での連載(2005年10月)

週刊新聞「週刊住宅」での全55回にわたる連載

2005年1月から、「ボーダレス時代の異文化共生住宅/ゲストハウスとは」のテーマで2006年3月末までの約1年間にわたって代表:荻野の連載が掲載されました。

週刊住宅:連載記事

第1回目 こんなの見たことない!
米国で出会ったゲストハウス

「最初にゲストハウスを知ったのは、1974年大学2年の夏(1970年代はヒッピーカルチャー、学生運動全盛の時代)だった。自由で可能性に溢れるアメリカからスタートする旅を書いた「何でも見てやろう」(小田実著)に感化され、1人で始めたアメリカ旅行の途中、ラスベガスで出会った日本人旅行者から教えてもらったのがきっかけである。」

「料金はシングルで2食付き1週間35ドル(当時のレート・1ドル=300円)、各室の広さは8畳程度、ベット、机が設置されており、カバン1つの旅行者でもまったく支障なく生活できる。トイレ、シャワーは共同だが、さすが大国アメリカ、小柄な日本人など落ちてしまいそうなくらい大きなトイレ、そして強烈な水圧のシャワーが完備されていた。」

「そこでは、言葉も国籍も、居住目的も、そして年齢も親子ほど違う、そんな人達が和気あいあいと生活を共にしている。なんとも不思議な居住空間だった。このゲストハウスには、知らない土地で弱者が生活する上での知恵がたくさん詰まっていた。このゲストハウスが、我が社が25年後に運営することになるJ&Fハウスのルーツになるとはこの時は思いもしなかった。」

(※2005年1月:スタート記事連載より一部抜粋)

週刊

第2部/ 国によって違うゴミの分別~管理人は世界ゴミ分別宣教師?~

「住まい方のルールの中で、入居者になかなか守ってもらえないのが「ゴミの分別」だ。これが原因の近隣・地域間トラブルは多く、不動産管理会社の悩みのタネである。ただ、この「ゴミ分別」は単に近隣トラブルの問題としてではなく、いまや環境問題そして地球温暖化防止の重要なテーマとなっている。」

「外国人のゴミ分別について、「ゴミの分別」が日本の社会の中でどういった意味を持つのかを理解させないと、彼らはなかなかルールを守らない。環境云々より、分別が近所への意思表示のバロメーターになっているのがわからないと、なんでそこまで細かくやるのかが分からないようだと、大型ゲストハウスのマネージャー自称「世界ゴミ分別宣教師」の川邊は語る」。

一方、アメリカ生活が長かった外国人居住担当の宇留野は、「日本のゴミ分別、リサイクルの方法は、外国人にとって分かりにくいのではないか」と言う。彼が住んでいたシアトルでは、プラスチックなどは4種類くらいに細かく分別。また、ポートランドでは、スーパーなどにペットボトル、空き缶、空き瓶、古雑誌、新聞などの回収マシーンが設置されていて、リサイクル物を入れるとポイント付きのレシートを受け取ることができる。

「地球温暖化を阻止する「ゴミの分別」、外国人、日本人に関係なく地球の人、皆にとってわかりやすくて、便利な方法があればいいなと思う。」

(※2005年10月:第2部連載記事より一部抜粋)